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妊娠中のカイロケアについて
妊娠中でもカイロプラクティックを受けることは可能です。
お腹が大きくなるにつれ背骨の状態も変化します。
それに伴って腰痛、背中の丸まり、肩凝り、頚部痛などが起きやすくなります。
カイロプラクティックは薬を使わずに症状を改善出来ます。
妊娠中は出来るだけ薬を避けた方が良いですから、カイロプラクティックケアは妊婦にとって最適と言えます。
また、運動量が減ることで循環が悪くなり浮腫みなどの症状も出ます。
カイロケアを受けることにより、これらの症状の軽減や自律神経の調節が可能です。
施術はうつ伏せ以外で、左右の横向き、仰向けで行います。
安定期に入った5か月目くらいから8か月目まで施術出来ますので、是非一度ご相談ください。
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛と下肢しびれ
45歳 男性 デスクワーク
整形外科でのMRI検査で第4・5腰椎・仙骨間の3か所に椎間板ヘルニアが確認されている。
症状は左腰から太もも裏、ふくらはぎにかけての痛みとしびれ。
担当医師からもこのまま症状が変わらなければ手術も勧められたそうですが、本人の希望で出来れば手術は避けたいとのこと。
こちらとしては出来る限りはやってみるが、症状・状態によっては手術になるかもしれないと伝え了解を得ました。
検査では体幹が大きく右に振り返るように捻じれていたのと背中の大きな丸まり、そして身体が非常に固く柔軟性が低下しているのが確認されました。
これにより椎間板に負荷をかけているだろうと推測し、施術を開始。
最初の2か月は週2回のペースで施術。とにかく腰部を緩め、体幹の捻じれを正し、椎間板への負荷を減らすことに集中しました。
日常生活では出来るだけ腰部を温めて貰い、長時間のデスクワークは避け、こまめに立ち上がるようにお願いしました。
結果、徐々に症状は減少していき、2か月後には朝起きた時に重さや軽い痛みがあるものの、日中は症状がなくなるまでになりました。
その後は週1回のメンテナンスを3か月続けて貰い、現在は2週間に1回にしています。
この患者さんは身体も大きく、そして非常に固かったので施術が本当に大変でしたw 毎回施術後は疲れて休憩を取っていたのを覚えています。
椎間板ヘルニアと診断されていても施術可能な場合もありますので、是非一度ご相談ください。
長時間歩くと出る膝の痛み
41歳 男性 立ち仕事
登山が趣味ですが、最近長時間歩くと右膝の内側が痛む。
整形外科でレントゲンを撮ったが異常はなし。
半月板損傷の徒手検査、マックマレーテストは陰性。
姿勢検査では左に振り返るような体幹の捻じれが認められました。
恐らく原因はこの捻じれが右膝の内側に負荷を掛けていると推測し、骨盤・股関節、胸椎にアプローチしました。
結果、症状は消失。登山の際も痛みは出ませんでした。
膝の半月板は内側と外側があるのですが、内側の方が可動性が低いため損傷しやすいです。
患者数でも内側と外側では倍違います。
今回は半月板損傷まではいっていないようでしたが、膝の内側に負荷を掛けていたので症状が出たようです。
ジャンプの着地、切り返し、ストップ動作の多いスポーツでは膝を痛めやすいので、体幹の捻じれを整えてケガを予防することも大切ですね。
首の痛みと姿勢矯正
26歳 男性 デスクワーク
首の痛みと姿勢の悪さが気になる。
首は上を向いたときに痛みが出るとのこと。痺れ、筋力の低下はなし。
背中の丸まりを一時的に矯正してあげると上を向いても痛みは出なかったので、背中が丸まったせいで間接的に首に負荷がかかっていると判断し、背中の丸まりを中心にアプローチしました。
結果、1回の施術で症状は消失。ただ悪い姿勢を取っているとまた元に戻るようだったので、1か月に1回のメンテナンスを提案し、現在も月1来院しています。
首や肩に症状があってもそこの部位が原因なのではなく、背中が丸まっているせいで影響を受けているケースが非常に多いです。
まずは姿勢を正してみましょう。目線を水平にするのを意識すると良いですね。
慢性的な腰痛
50歳 男性 メディア関係 デスクワーク
長年続く慢性的な腰痛。
普段はデスクワーク、出張での移動も多い。
長時間座っていると特に痛みを感じる。後ろに反らすより、前にお辞儀する方がキツイ。
姿勢検査では左に振り返るような体幹の捻じれ、それに伴って腰部筋肉の過剰緊張がありました。
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛を疑うSLRなどの整形外科的検査はマイナス。
胸椎の丸まり、いわゆる猫背も確認されました。
施術は週1回の間隔で5回行いました。
左に振り返るような捻じれを取り除き、腰部の筋肉を緩め、背中の丸まりを矯正します。
結果、毎回の施術後には症状が軽減していき、3回目の後には痛みはなくなりました。
念のため5回までは週1回、その後はメンテナンスのため月2回の施術に移行しております。
長年の腰痛が軽くなり、非常に喜んで貰えた症例でした。